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オウム 菊地直子被告「松本智津夫死刑囚とは何だったのだろう…」 第12回公判 2014.6.3 被告人質問終了

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【オウム法廷再び】爆薬の原料運搬「失敗したらという気持ちなかったのか?」 菊地被告「なかった」
 産経ニュース 2014.6.3 12:08
 オウム真理教による平成7年の東京都庁郵便物爆発事件に関与したとして、殺人未遂と爆発物取締罰則違反の幇助(ほうじょ)罪に問われた教団元幹部、菊地直子被告(42)の裁判員裁判の第12回公判が3日、東京地裁(杉山慎治裁判長)で開かれた。被告人質問で裁判員が、薬品運搬の経緯について「失敗したら、という気持ちはなかったか」と質問。菊地被告は「なかったと思う。自信はあったと思います」と答えた。
 菊地被告は爆薬原料の「運搬役」として起訴されたが「爆薬の原料であるとは知らなかった」と無罪を主張している。
 男性裁判員が運搬の際に目にした報道について尋ねると、被告は「ホテルに泊まるようになってからはテレビを見るようになり、情報が少し増えた」と説明。「薬品はどのように注意して運んだのか」との女性裁判員からの質問には「瓶が割れないように気を配ったと思う」と話した。
 男性裁判員は「なぜ隠して薬品を運ぼうとしたのか」と質問。被告は「隠して持ってくるようにと指示があったのと、(検問などで見つかれば)言いがかりをつけられて不当逮捕されるかもしれないと思った」と話した。
 ◎上記事の著作権は[産経新聞]に帰属します
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オウム菊地被告公判、裁判員全員が直接質問
 日本経済新聞 2014/6/3 14:25
 オウム真理教元信者、菊地直子被告(42)の裁判員裁判の第12回公判が3日、東京地裁(杉山慎治裁判長)で開かれ、被告人質問で6人の裁判員全員が菊地被告に直接質問した。男性裁判員が薬品を隠して運んだ理由を尋ねると、菊地被告は隠すよう指示があったとした上で「警察に見つかれば不当逮捕もありうると考えた」と答えた。
 女性裁判員に「なぜ運搬役に選ばれたと思うか」と聞かれると、菊地被告は「(運搬を指示した中川智正死刑囚の)陸上部の部下で、頼みやすかったのではないか」と述べた。
 杉山裁判長は出頭しなかった理由を質問。菊地被告は「取り調べや裁判で、薬品が爆薬に使われたことを(私が)知らなかった事実を認められずに進むのが嫌だった。一緒に逃げていた人のことも考えた」と説明した。被告人質問はこの日午前で終了。9日の次回公判で検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を行い、結審する。
 ◎上記事の著作権は[日本経済新聞]に帰属します 
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<オウム裁判>菊地被告、松本死刑囚を批判…東京地裁
 毎日新聞 6月3日(火)20時39分配信
 オウム真理教による東京都庁爆発物事件(1995年)で殺人未遂のほう助罪などに問われた元信者、菊地直子被告(42)の裁判員裁判は3日、東京地裁(杉山慎治裁判長)で被告人質問が終了した。被告は教団元代表の松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚(59)について「説法と事件にギャップがある。本人の口から『事件を起こしたのは私』と言ってもらいたかった」と述べた。9日に検察側の論告求刑などが行われて結審する。
 被告は既に教団を信仰していないとした上で、そのきっかけを「(松本死刑囚の)判決が確定したこと。(予言した)ハルマゲドン(最終戦争)が来なかったこと」と説明した。裁判官から信仰心をなくした時期を具体的に問われると、しばらく沈黙し「彼(松本死刑囚)は説法に精通しているが、ひどい事件を起こした。彼はいったい何だったんだろうと。疑問はある」と複雑な心境もうかがわせた。
 裁判員6人も全員が被告に質問した。男性裁判員に化学的知識について問われると、被告は「実験で使う計算は高校で習ったが、一人でスラスラできる状態ではなかった」と改めて知識の乏しさを強調した。爆弾の原料となった薬品を運んだことについては「違法とは思っていなかった。警察の検問を抜けられた経験もあり、失敗しない自信があった」とも述べた。【島田信幸】
 ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します
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松本死刑囚は何だったのだろう〜菊地被告
 日本テレビ系(NNN) 6月3日(火)14時29分配信
 オウム真理教の元信者、菊地直子被告の裁判で、3回目の被告人質問が東京地裁で行われた。菊地被告は教祖の松本智津夫死刑囚について、「仏教の教えに精通しながら事件を起こしていて、何だったのだろうという思いがある」などと話した。
 被告人質問最終日の3日は、裁判員や裁判官が菊地被告に直接質問した。裁判員の1人が「なぜ爆薬の原料となる薬品を隠して運んだのか」と質問すると、菊地被告は「言いがかりをつけられて不当逮捕されるかもしれないと思った」と答え、改めて違法だという認識がなかったことを主張した。
 また、裁判官に松本智津夫死刑囚への思いを質問されると、「肯定したくはないが、膨大な仏教の教えに精通している部分はあった。実際には事件を起こしていて、何だったのだろうという思いはある」などと話した。
  ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します  
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「今は帰依していない」菊地被告、実質審理終了
 読売新聞 6月3日(火)18時44分配信
 オウム真理教の東京都庁郵便爆弾事件で、爆弾の原料を運んだとして殺人未遂などのほう助罪に問われた元教団信者・菊地直子被告(42)の裁判員裁判の第12回公判は3日、東京地裁で被告人質問が行われ、実質審理が終了した。教祖の松本智津夫死刑囚(59)について裁判官から聞かれた菊地被告は、「今は帰依していない。(死刑)判決が確定し、『来る』と言っていたハルマゲドン(人類最終戦争)も来なかったからだ」と述べた。
 この日は、裁判員と裁判官の計9人全員が菊地被告に質問し、複数の裁判員が「なぜ自分が運び役に選ばれたと思うか」と運搬時の状況などを尋ねた。9日に検察側の論告、弁護側の最終弁論があり、結審する。
  最終更新:6月3日(火)18時44分
 ◎上記事の著作権は[Yahoo!JAPAN ニュース]に帰属します 
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オウム 菊地直子被告 第11回公判 2014.6.2 Mon. 被告人質問 逃亡の理由「捕まりたくないと思い、逃げた」 2014-06-02 | 死刑/重刑/生命犯 問題 
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