美濃加茂汚職で業者証人尋問
NHK NEWS WEB 11月19日 12時34分
岐阜県美濃加茂市の市長が、浄水設備の導入をめぐり、賄賂を受け取ったとして受託収賄などの罪に問われている事件の裁判が開かれ、贈賄側の業者の知り合いの男性が証人として出廷し、“市長への贈賄について話せば余罪の捜査をストップしてやる”と検察に言われたと業者から聞いた。と証言しました。業者はこれを否定しました。
岐阜県美濃加茂市の市長、藤井浩人被告(30)は、市議会議員だった去年、浄水設備の導入をめぐり、便宜を図った見返りなどとして、名古屋市の業者から現金合わせて30万円の賄賂を受け取ったとして、受託収賄などの罪に問われています。藤井市長は現金を受け取ったことを一貫して否定し、起訴の内容を否認しています。
19日、名古屋地方裁判所で開かれた裁判で、贈賄側の社長、中林正善被告(44)のほか、中林被告と警察の留置場で知り合った男性が証人として出廷しました。
男性は「中林社長から『自分は4億円分の詐欺をしたが、2000万円分しか起訴されていない “市長への贈賄について話せば余罪の捜査はストップしてやる”と検察から言われた』と聞いた」と証言しました。
これについて、中林社長は「言っていません」と述べて否定しました。
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◇ 美濃加茂市長事件の贈賄側社長 中林正善被告、詐欺罪などで追起訴 2014-10-22 | 社会/検察/司法
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<美濃加茂市長事件>中林正善被告と警察の留置場で知り合った男性が証人として出廷 2014.11.19
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