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Channel: 午後のアダージォ
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清武氏と読売新聞 裁判/ 西山太吉氏の盟友だった渡辺恒雄氏 諸永裕司著『ふたつの嘘 沖縄密約』

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清武氏と読売新聞 法廷でも対立
NHK 2月2日 17時55分
 プロ野球・巨人のコーチ人事を巡って記者会見を開き、球団代表を解任された清武英利氏と親会社の読売新聞側が、互いに賠償を求めている裁判が始まり、法廷でも双方の主張が対立しました。(以下 略)
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〈来栖の独白〉
 私は、中日新聞と日本経済新聞を購読している。「巨人」にも読売新聞にも、これといった感慨はない。
 ただ、渡辺恒雄氏の若いころについて、諸永裕司著『ふたつの嘘 沖縄密約』に、感じの良いことが書いてあった。西山太吉氏の盟友だということだ。以下(p120〜)である。
 この作品は、私に力を与えてくれる。西山夫妻を襲った苦しみは大変なもので、お二人とも、幾度も生死の瀬戸際に立たされた。理不尽な人格破壊だ。
 しかし、このようななかにあって、人は辛うじて生きる。また、そういうお二人を優しく包み、守ろうとする人がいる。大野正男弁護士のような人だ。読みながら私は幾度も涙した。

p120〜
 事件が起きたあとも、渡邉は陰ひなたに支えてくれた。
 1審では、読売新聞解説部長として弁護側の証人として法廷に立っている。判決後には、「週刊読売」に3ページにわたる記事を寄せた。一部を紹介しよう。
 〈私は毎日新聞西山太吉記者とは政局取材でも現場を共にしたことがあるし、外交交渉や国際会議でも取材上、競争的立場から、特ダネを争ったことがある。
 が、弁護側証人として法廷に立ったのは、そんな関係があったからではなく、政府が国民の利益と関係なく得手勝手に“国家機密”を作り出し、それを取材し、“秘密”を入手すれば、国家権力によって逮捕拘禁してもかまわない、という習慣、言い換えれば、国家公務員法の乱用を政府に許すことになり、憲法に保障された言論表現の自由と、国民の知る権利を失うことになってしまうことを恐れたからだ〉
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沖縄密約国賠訴訟


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